沖縄大学 履修ハンドブック
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経法商学部―経法商学科について― 沖縄大学は地域に開かれた大学として、地域に貢献することを建学の精神としています。沖縄という地域は、依然として日本において独自性をもった地域です。その「独自性」の意味するところは、経法商学科に照らして言えば、伝統的な法律、経済、経営という、それぞれの専門領域を横断する総合的な解決が迫られている問題群を抱えていると言うところにあります。例えば「基地問題」は、平和、人権、経済などの総合的な視点からの考察が必要です。こうした観点から、経法商学科の教育課程は、現場重視の総合教育となり、世界や地域で生じている様々な出来事の中から、自分で問題を発見し、その問題がどのような性質を持ったものなのかなど、理論の立場からも検討を加え、さらに問題解決の方策を見出す力がつくよう構造化しています。経法商学科は、本学の建学の理念を根底に据えて、独自の歴史と文化を持つ沖縄の地域特性を活かし、地域に根ざした教育?研究を重視します。さらに、沖縄の環境の特質を理解させ、持続可能で魅力ある生活環境づくりについても考察し、地域社会に貢献しうる人材の育成を目指しています。経法商学科では、法律?経済?経営を総合的に広く学ぶことができ、学生個々の目標に合わせ、効率的?効果的に学び、専門性を深められるように、「法律行政コース」「経済経営コース」「地域社会コース」をおいています。経法商学部

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